人前での演奏でアガりやすい人におススメのカンタンな解消方法【視線に慣れる】
こんにちは。
エレクトーン歴40年超の元講師ころみんです。
なんて経験ある人はひとりやふたりどころじゃないです。
これを読めば、アガっちゃうのを解消する方法が分かりますよ。
アガるのはなんでかというと
自分の普段の練習状態からは想像できないレベルのボロボロな演奏になってしまった。
なんでこんな演奏になっちゃったの?(泣)
人前で演奏するのって緊張しますよね。
なんでアガっちゃうのかというと、
「自分を良く見せたいから」
そう、良く見せたいのは大抵の人が思っていることですよね。
良く見せたいからアガっちゃうってどういうことなのかっていうと、
心のどこかで自分の実力以上に見せたい、と思っていたり、
失敗するなんて恥ずかしい、と思っていることがあるんですね。
自覚なしに自分で自分を追い込んでしまっているんです。
ちっちゃい子供の頃は、そんなこと何にも考えずに人前で演奏してましたよね。
ころみんもそうでしたよ。
「この人弾くのが上手!」
「アレンジがステキ~」
「選曲がいいよね」
なんて思われたいと考えていたんです。
ま、妄想なんですけどね(笑)
アガっちゃって失敗した時ってこんなこと感じませんでしたか?
“視線” が痛い(怖い)・・・
人目が気になると緊張しやすい
人目が気になるとなんだか変に緊張しやすくなりませんか。
これって集中してない、できてないってことなんです。
ほっぺたが赤くなったりするのも、人から見られていることが気になる、イヤになるからですね。
そんなことを考えてると
緊張しすぎてアガってしまいます。
先生に見てもらう、演奏を聴いてもらうだけでアガっちゃうのも、そばでジッと見られているからです。
自分の演奏の評価をされているわけですから、緊張しちゃうのは仕方ないです。
ということは、人目を気にしなければアガらないってことですよね。
だって、家で練習している時ってたいていの場合、見られてないですもんね。
そうです。見られていることに慣れれば、アガっちゃうのは解消できるようになるんです。
視線に慣れるには・・・おススメの方法
視線に慣れるには、多くの視線にさらされてる状態を経験しないといけません。
でも、練習している時には多くの視線にさらされてる状態なんて無理ですよね。
コンサートホールみたいな広さもないし。
お部屋で練習してる時におススメなのはぬいぐるみやお人形を使う方法です。
ぬいぐるみやお人形って目がありますよね。
ジッとこっちを見ていてくれます。
しかも、失敗しても笑ったりしません。
逆に、いい演奏をしてもリアクションも拍手も何もないですけど。
そんなぬいぐるみや人形をずらりと並べて、その前で演奏する練習をおススメします。
等身大の大きなぬいぐるみである必要はありません。
要は視線に慣れるのが目的なので。
最初は1、2体だけから始めてもいいですし、ありったけ並べて始めても大丈夫。
何だか楽しい気分になってきませんか?
かわいいものと触れているせいかも。
ぬいぐるみなどが無い場合は
ぬいぐるみや人形が自宅にない場合は何を使えばいいのかというと、視線があるものならできそうです。
たとえば写真など。写真って、たいていカメラの方に視線向けてますから、写真を見てる自分と目が合いますよね。写真立てを自分の方に向けて弾いてみたり、アルバムを開いて置いて、その前で演奏する・・・
亡くなった方の写真だとちょっと寂しい気分になるかもしれませんが、天国にいるその方に向けて弾く感じでもいいと思います。
ぬいぐるみも写真もない、という場合
ぬいぐるみも写真も持っていないという場合は、鏡を使ってみましょう
鏡は自分を映します。
視線はないですけど、鏡には演奏しているアナタが常に映っています。
・・・想像してたら緊張してきそうです(笑)
全身が映るような大きな鏡があれば、ついでに弾いてる時の姿勢もチェックできて一石二鳥です。
持ち運びができるタイプのスタンドミラーがあるなら使ってみましょう。
手鏡くらいの小ささだとイマイチですが、譜面台のところにちょこんと置くだけでも
「・・・なんか気になる・・・」
ってなりますよね。
そのなんか気になる、って状態を、気にしなくなるに変えていくのが必要なんです。
多少の緊張はあっても大丈夫
ここまでに説明してきたものは、緊張をし過ぎてアガるのを解消する練習です。
でも、緊張は完全には解消できません。
なぜなら、いい演奏をするためには多少の緊張は必要だからです。
緊張しすぎるのは良くないけれど、完全にリラックスした状態もよくないってことですね。
完全にリラックスするのは、くつろいでいるっていう状況なので。
演奏中にくつろいでいるなんて、そんなにできるとも思えませんけど、それもまた集中できてない状況になります。
つまり、ある程度の緊張は集中していればあるはずなんです。
だから、緊張をするのは悪いことではありません。
何ごとも「しすぎる」のは良くないということですね。
緊張を「しすぎて」アガってしまうなら、視線に慣れる練習やってみてくださいね。
アナタの演奏がもっとステキになると思います。
ではまた☆
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