部分練習をしっかりやれば解決。通し練習時に上達しない練習方法3つ。
今回はこんなお悩みに答えていきます。
通し練習で間違えないためには部分練習
通し練習で間違えないように弾くためには、みっちりと部分練習をすることが必要です。
部分練習もリズム無し→リズムつけての順。
よく間違える箇所(不安な箇所)をピンポイントで弾く
↓ ↓
弾けた 弾けない→前に戻る
↓
弾いた場所の前後数小節を通して弾く
↓ ↓
弾けた 弾けない→前に戻る
↓
最初から通しで弾く(間違えても最後まで弾く)
↓
間違えたところがあったらまたそこをピンポイントで練習する
(以下ループ)
部分練習…地味なんですけどね。
地味なんだけど、ここをやってこそ上達の近道でもあるんです。
通し練習で上達しない3つの弾き方
通し練習時に、こんな弾き方してないか自己チェック。
これ、どれもやったらアウトな練習方法です。
どれも、自分にそこで間違えるクセを作ってしまっているんです。
練習中に間違えるのなんて当たり前。上手に間違えないように弾くために練習しているんですから。
間違えたら最初から弾きなおす
弾いている途中で間違えたら最初から弾きなおす。
つまり、「あっ!間違えた!」と思ったら、一度曲を止めて、イントロから弾きなおす…。
エレクトーンで、リズム鳴らしながらだと、止めたらそこから…って弾き方は難しいので、もう一回最初から、って感じに弾きがちなんですけど、
これをやると、脳が
「この曲はここで終わり」
と、勘違いしてしまって、その箇所にくると間違えるのを繰り返してしまいます。
自分に変なクセをつけてしまっているんですね。
最初から弾きなおす私ってストイックで練習熱心!なんて思っちゃいけませんよ。
脳が勘違いしたのは、アナタが途中で間違えたら最初から弾きなおすということを繰り返してしまった結果です。
弾けてないのに何となく弾いてごまかす
特に難しいリズムのところとか、速いフレーズを弾く際にやってしまいがちなのが、弾けてないのに何となく弾いてごまかすこと。
これも繰り返すと変なクセになってしまいます。
「ここのフレーズはこういう風に弾く」
という感じになってしまい、自分でも何だか弾けた気になってそのままにしてしまうと、
先生に披露しても先生にはそこが弾けてないのは丸わかりなので、合格はもらえません。
なかにはそれでも合格をくれる先生もいるかもしれませんが、それはオマケです。
「うーん、この曲はオマケするね」みたいなこと言われて楽譜に△とかちっちゃい〇で終わりにさせられたらそういうことかもしれません。
中には、本当に自分と合わない曲の場合もあるので、その場合も仕方ないとあきらめましょう。(嫌いな曲は上達しにくいこともあります)
カッコいいリズムと素敵な音色で弾けた気になってる時もありますから、自分がちゃんと弾いているのか、弾けてなくてなんとなく弾いた感じにしてるのか、その点は自覚しないといけません。
これ、ほんとに気を付けないとその後練習する他の曲でもやらかしてしまうので、楽譜に書いてある音はちゃんと弾くことを意識しようね。
間違えたところを、弾けるまで何回も繰り返してできたら続きを弾く
間違えて弾いてしまったとたんに、
あ、間違えた!(間違えたところを弾きなおす)
また間違えた!(間違えたところを弾きなおす)
ああっまた!(間違えたところを弾きなおす)
あ、弾けた!(続きを弾く)
そんな弾き方で最後まで弾き終わって
「弾けた~」
じゃないでしょ。
この場合もこういうクセでそう弾いてしまっているので、このクセを出さないようにするしかありませんね。
こんなクセは良くないので、無意識でも出さなくなるようにまずは意識して練習しよう。
まあ、エレクトーンの場合、シーケンサー組んでリズム鳴らしていたらこの弾き方はほぼやりませんよね。(というかできない。どちらかというと前述の何となく弾いてごまかす形になるはず)
でもリズム使わない曲だったり、シーケンサー組んでない(リピートでなってるだけのリズム)曲だったら、こんな弾き方していないか注意しないといけません。練習中もしっかり自分の出してる音に集中しよう。
通し練習の前にみっちり部分練習のすすめ
※基本的にはすべて通しで弾きます。
- 右手弾く
- 右手弾く(リズム鳴らして)
- 左手と足弾く←曲によっては左手だけ、足だけもやる
- 左手と足弾く(リズム鳴らして)←曲によっては左手だけ、足だけもやる
- 右手と足、右手と左手だけ弾く
- 右手と足、右手と左手だけで弾く(リズム鳴らして)
- 全部合わせて弾く
- 全部合わせて弾く(リズム鳴らして)
途中で間違えたら最初から弾きなおす
弾けてないのに何となく弾いてごまかす
途中で間違えたところを、弾けるまで何回も繰り返してできたら続きを弾く
通し練習でこんな弾き方をしないためには、
みっちりと部分練習をすることが必要です。
通しで弾く前に、間違えやすいところ、自信がないところなどを部分的に練習するのですが、間違えやすいところ、不安なところをピンポイントで練習するだけではなく、その前後数小節もあわせて練習するんです。
よく間違える箇所(不安な箇所)をピンポイントで弾く
↓ ↓
弾けた 弾けない→前に戻る
↓
弾いた場所の前後数小節を通して弾く
↓ ↓
弾けた 弾けない→前に戻る
↓
最初から通しで弾く(間違えても最後まで弾く)
↓
間違えたところがあったらまたそこをピンポイントで練習する
リズムもつけない状態で弾けたらリズムを付けて弾く
(以下できるまでループ)
こんな感じです。
それができてから通して弾くようにした方がずっと上達は早くなります。
通し練習でうまく弾けない時は部分練習!
ここ大事!
ではまた☆
クリックお願いします♪
にほんブログ村
クリックしてね♪
にほんブログ村
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません