dim(ディミニッシュ)って書いてあるコードネームはパターンで楽におぼえましょう
今回はこんなお悩みに答えていきます。
今回はdim(ディミニッシュ)コードのお話
コードネームはある程度は覚えておく必要があります。
主和音(Ⅰの和音)や、Ⅴ7の和音はよく弾くので覚えているものも多いでしょう。
でも、覚えているコード以外に出てくると考えちゃいますよね。
初見で弾かなきゃならない状況の時には特に困っちゃいますね。
三段譜で弾いている時にコードネームはなんとなくでもいいので見ておきましょう。
何となく見てるだけでも覚えてることもあるんですよ。
今回は割とよく出てくるdim(ディミニッシュ)コードの覚え方について書きます。
dim(ディミニッシュ)コードは左手3パターンだけ覚えちゃえばラク
響きとしては「変な和音」ってイメージのdim(ディミニッシュ)コード。
三段譜ではたいてい4和音で書かれることが多いので、覚える左手のパターンが3つしかないんです。
なんで3パターンだけ?かというと、音階って白鍵7音黒鍵5音の合わせて12音しかないんですね。
シャープやフラットで呼び方が違う音もありますけど、G♯ってA♭と同じ音ですよね。
転回型とかは考えなくても、エレクトーンの場合はベース音で響きは変わるので、左手の押さえ方は3パターン覚えられればOK。自分の演奏に余裕が出てきてから転回形で弾くことを考えても遅くはありません。
コードネームしか書いてないものならある程度自由度ありますし。
楽譜にコードネームが書いてあるからベース音は心配ありません。
フラット(♭)、シャープ(♯)の音は覚えやすい方で覚えてください。
押さえるとこは同じですから。
響きで覚えるか、指の位置で覚えるかは自由です。
私は響きで覚えてました。後から指の位置確認しちゃった口です(汗)
dimコードグループ①C♯(D♭)、E、G、A♯(B♭)
楽譜上はこんな感じで書かれています。
左手の位置はここを押さえましょう。
ベースはコードネームの1番最初に書かれているアルファベット(大文字)で判断すれば大丈夫です。
つまり
です。
左手で弾く音のどれかと同じになっていればOK
dimコードグループ②D、F、G♯(A♭)、B
楽譜上ではこんな感じに書かれています。
左手の位置はここです。
ベースはコードネームの1番最初に書かれてるアルファベット(大文字)。
つまり
ですね。
左手で押さえてる音のどれかと同じベース音になっていればOK
dimコードグループ③C、D♯(E♭)、F♯(G♭)、A
楽譜上はこんな感じで書かれています。
左手の位置はここです。
ベース音はコードネームに書かれている1番最初のアルファベット(大文字)です。
つまり
です。
左手で押さえている音のどれかとベース音が同じなら大丈夫。
コードネームのなかでもdimコードは覚えやすい
コードネームは決して難しいものではありません。
いっぺんに覚えようとするから難しいんです。
英単語や漢字も今までいっぺんに習ったり覚えてないですよね。
それと同じです。
dimコードはC♯dimなどと書かれているので最初みたときは難しそうって感じるかもしれませんが左手のパターンを3つだけ覚えれば弾けるようになるので、覚えやすい方だと思います。
覚えちゃえば後は意識しなくても弾けるようになりますよ。
聴いた時の響きで覚えるか、指の位置で覚えていくのが楽です。自分に合ってる方法で覚えましょう。
自分の弾きたい曲が3段譜で出ていなくても、1段譜(メロデイーとコードネームのみ)の楽譜ならある場合もあります。
そんな時、コードネーム分かんないしってあきらめちゃうのはつまんないですよね。
コードネームブック見ながら練習するのもアリですし、自分が今までに練習で使ってた3段譜のテキストや曲集にもコードネームは書かれていますので、そこから探してみるっていう方法もありますよ(ちょっと時間はかかるけど…)。
いろいろ弾いてると、自分のレパートリーや『音楽の引き出し』も増えていくので、一石二鳥どころではないです。
コードネームは覚えておいて損は絶対ないですよ♪
ではまた☆
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