譜めくりが大変。楽譜が小さくて見づらい。そんな時にはこれだよね

2020年3月29日

譜めくりの悩みには

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しろちゃん

レッスンで先生がいる時はいいけど、一人で練習してる時の譜めくりって難しいよね
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くろちゃん

それもあるけど、最近私は楽譜の音符も見づらくて困るのね

今日はこんなお悩みに答えていきます。

この場合の解決策は

暗譜
楽譜コピー

の2択ですね。

2択なんですが…まあ、うん、すでに気付かれているとは思いますが、
難易度はかなり違います。

楽譜をコピーしてお手軽に悩み解消

楽譜をコピーして目の前にズラッと並べる。
ちょっと目の前に圧迫感がある感じにはなります。
譜めくりで苦労するよりコピーで済むならその方が演奏に集中できますし、
音符が小さい等の理由で楽譜が見づらい方には拡大コピーしたものを使う方がストレスなく弾けますよね。

ころみんの子供時代はコピーできるところが近所になかったので、テキストそのまま使うことが普通でしたけど、練習しすぎてページ端がヨレヨレになっちゃったり、破れかけたページを気を付けながらとかテープで補修して譜めくりしてました。

というか、コピーするという発想がそもそもその頃の自分にはなかったんですけどね。

自分で譜めくりしながらだと、毎回同じタイミングでめくることになるので、必然的にその時は右手ないし左手は無音なんですよね。
なのでできるだけ曲の流れを止めない自然な感じで譜めくりしないといけない。
それも素早く。でないと自分の集中も切れちゃう。

ある発表会で楽譜見ながら弾いてた大人の人いたんですけど、その人、見終わった楽譜をバサッ、バサッと譜めくりのタイミングで譜面台から下に払い落としてたんです。その光景が強烈すぎてどんな演奏だったか全然記憶にありません。

多分、自宅で練習してる時は毎回あれなんだよなぁ…と思うと、楽譜もかわいそう。

ふと思いましたが、その状態でまだ弾いてない分まで払い落としてしまっていたら、その人どうしたんでしょうね。

もう一つのコピー方法「拡大」

その他にも視力が悪くなったり老眼になったりすると、楽譜が小さいと読みづらくなります。

その場合のコピーは「拡大」

  • 用紙サイズはそのままで拡大コピー
  • 用紙サイズを一つ大きくした拡大コピー
  • 用紙サイズはそのままで拡大する場合は105~110%くらいの倍率になりますが、楽譜の左右上下の余白がなくなるくらいなので少し音符も大きくなって見やすくなります。ただし、余白がないということはずらっと並べた時に他の楽譜に重なって見えなくなったり、自分がどこを見ているか分からなくなってしまったりすることもありますので、その辺はちょっと注意です。
    紙サイズを大きくする場合は、譜面台に載せた時にやっぱり譜めくりが必要になることもありますので、その際はタイミング良さそうなところでめくれるようにしましょう。大きいと見やすいのですが、エアコンなどの風で自分の方に倒れてきてしまって見えなくなることもありますので、置き方も注意が必要です。

    自宅にコピー機がある場合なら紙代、お店などでコピー機を使う場合はそれぞれ多少お金もかかりますが、それでストレスなく演奏に集中できるのなら安いものですよね。

    他の人が持っている楽譜をコピーするときの注意

    自分が買ったテキストに載っている曲以外にも弾きたくなる曲があっても別におかしくありません。普通です。大事なことなので繰り返しますが、自分が買ったテキストに載っている曲以外に弾きたくなる曲があるのは普通にあることです。
    ただ、テキストを買うにはお金が必要です。テキスト代が惜しいなんて理由で誰かのテキストを借りてコピーをするのは状況によっては好ましくないですよね。

  • もう絶版になった楽譜
  • 誰かが耳コピ―して作成した楽譜(既成曲アレンジ等)
  • 誰かのオリジナル曲の楽譜
  • こういうものは仕方ないです。もう売ってないから、または最初から売ってない物もありますので持っているひとからコピーさせてもらうしかないですね。エレクトーンの楽譜は絶版になるのも早いんです。機種が変わると前の機種用の譜面では対応できないこともあるからです。
    人気曲の場合は再販の可能性もありますが、その場合も他の人のアレンジ譜だったりするので、オリジナルがいいって人もいれば、〇〇さん版のアレンジがいいっていう人もいますよね。そういう場合はそのバージョン版をコピーさせてもらうしか方法はありません。

    このような楽譜コピーはほぼ仕方のないことですけど、楽譜コピーをしてそれを販売するのはダメですよ。

    暗譜は難易度高いけどお金はかからない

    楽譜を全部覚えた状態で弾く暗譜は、内容を覚えなければいけない分大変だけど、見た目カッコいいというオマケ(というかごほうび?)がつきます。その上、コピーと違ってお金はかかりません。自分の頭脳フル回転かもしれませんが。

    できるのなら暗譜での演奏を推したいところですが、不安なところが気になるから楽譜見ながら弾きたいと思う曲もあるんですよね。
    難しい曲は特に。

    その不安を乗り越えて暗譜で曲を弾けたら、それはとても素敵なことです。

    自分のがんばった証明にもなりますよね。

    無理にとは言いませんがチャレンジしたい時にはやってみよう。どうしても覚えられないというのならそれも仕方のないことです。

    発表会の曲ならその曲ばかりやってるから覚えやすいと思います。

    ころみんも、子供のころはがんばって暗譜しましたけど、大人になってからはコピーばっかりです。

    でも、気に入った曲は楽譜開いていても、曲が頭に入っているから見てないものもあるんですよね。

    そういう曲でもお守りみたいな感じで楽譜開いてます。もうそれはクセなのでどうしようもないと思っています。

    暗譜の練習はただ一つ。
    間違えずに覚えた内容をちゃんと思い出して弾けること。

    そのためにはひたすら覚えるまで練習です。

    何回でも弾きます。

    暗譜はある程度できたけど、それでもまだ不安っていうときには、とっておきの秘策があります。

    それは、縮小コピー。

    ちっちゃくコピーしたものをお守りのように置いて弾く。楽譜として機能しない大きさでも、それで安心して弾けるならオッケー。

    でもこれはほんとに不安解消にしかならないので、練習はやっとかなくちゃいけませんよ。

    ではまた☆

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