【譜読み】難しいと感じる楽譜を見た時の練習方法【分けて弾いていこう】

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しろちゃん

こ、これって私のグレード対応の曲なの??
(心なしか楽譜を持つ手が震える)

なんて思っちゃう曲ってわりとあります。

クラシック
ジャズ
クラシックじゃないけどオーケストラやブラスバンド用に作られた曲
などの楽譜を見るとそんなことを感じることが多いです。

つまりは音符がいっぱい書かれている楽譜ね

ポップスでもたまにありますけど、けっこう抵抗感感じない楽譜の方が多い気がします。
今回はそんなお話です。

「難しそう」と感じる楽譜の練習方法

楽譜をパラパラ~っとめくってみて、「あ、何だかこれ難しそう」と感じる楽譜って何となく避けちゃうことってありますよね。

たいていそういう楽譜は音符が多くていわゆる「黒っぽい楽譜」ではないでしょうか。

逆に弾きやすいかもと感じる楽譜は音符が少なかったり、全音符や二分音符などが多く見える「白っぽい」楽譜だったりします。

そのような黒っぽい楽譜を練習しなくてはいけない時、まずその楽譜を見ただけでげんなりして練習意欲が減ること多いです。

でも宿題だから、弾きたいと思った曲だから練習しないと弾けるようにはなりませんよね。

そんな時の練習方法は

  • 練習範囲を狭くする
  • 右手だけ、左手と足だけなどパート分けする
  • 楽譜を見ながら原曲を聴いてみる
  • などがあります。

    抵抗感を感じちゃった曲はなかなか譜読みも進まないけど、がんばって譜読みしましょう。

    練習範囲を狭くする

    「難しそう」と感じちゃった曲でも弾かなくてはいけないなら、まず練習する楽譜の範囲を狭くしちゃいましょう。

    次のレッスンまではたいてい1週間ですよね。それまでにとりあえず最後まで1回は弾いておきたい、というなら楽譜を5~6くらいのグループに分けて少しずつ弾きます。

    毎日1グループずつ弾いていけば、次のレッスンまでに1回は弾ける計算。

    変なところで切っちゃうと弾きにくいので、メモリー番号やリハーサルマークごとで分けるといいですよ。

    楽譜を見ると、四角で囲まれたIntro.とかAとかありますよね。
    こういうの↓
    リハーサルマークの例
    1日リハーサルマークひとつ分、というわけにもいかない曲も多いので、いくつまであるのか確認してからグループ分けしましょう。

    リピートやコーダがある場合は2回以上弾く場所もあるので、よーく確認してください。

    キリがよさそうなら、メモリー番号やリハーサルマークごとじゃなくてページごとでもいいですよね。
    楽譜を見て「ここが特に難しそう」に感じたところも少しずつ練習を進めて積み上げていきましょう。

    右手だけ、左手と足だけなどパート分けする

    全部を弾く状態だと「難しそう」と感じても、右手だけ、左手と足だけ(または左手だけ、足だけ)とパートごとに分けると案外弾けるものです。

    合わせて弾くと難しいものでも、パートごとに弾いておくと抵抗感薄れますよね。

    難しいフレーズ、難しいリズムなどのところは特にしっかりと。
    それ以外のところもしっかり練習しましょう。

    パート分けしてある程度弾けるようになったら合わせて弾きましょう。
    もしかしたら先生をびっくりさせるくらいの状態までいけるかもしれません。

    日ごろパート分けでは練習していなくても、「難しそう」と感じる曲の場合はパート分けで練習した方が早く弾けることもありますよ。

    楽譜を見ながら原曲を聴いてみる

    音源が手に入る状態なら、原曲を聴いてから練習する方がラクなこともあります。
    ジャズバージョンとか、クラシックバージョンなどにアレンジされていても、大まかな曲の雰囲気とかはつかめますよね。

    曲によってはアレンジしたバージョンで音源がある場合もありますから、聴けそうならそれに越したことはありません。

    できれば聴いているときに楽譜を見ましょう。
    細かいフレーズのふくらみなどもあるかもしれません。

    曲によっては長さを編集してしまってる楽譜もありますので、そこは注意してください。
    アドリブで弾く場所などは飛ばされていることもあります。

    どうしても弾けない、分からないところは無理に練習しないでおく

    原曲を聴いても、範囲やパートで分けてもどうしても弾けない、よく分からないところがあった場合は、
    自己流や適当に弾かないようにしましょう。

    へたに手を出しておかしなクセがついてしまうと曲の仕上がりに時間がかかってしまいますので、これで合ってるかな?程度で止めておきましょう。

    先生に確認してもらった方が確実にいいです。

    独学で練習している場合は、できるなら他の人に自分の演奏を確認してもらった方がいいです。
    でも他の人に聴いてもらえなさそうなら、自分の演奏を録音して確認しましょう。

    譜読みで分からないところなら、SNSで聞いてみるという方法もあります。

    「難しそう」と感じても少しずつ練習して進めていきましょう

    「この曲、難しそう」と感じてしまった曲を練習する時は

  • 練習範囲を狭くする
  • 右手だけ、左手と足だけなどパート分けする
  • 楽譜を見ながら原曲を聴いてみる
  • こんな感じの練習をして少しでも楽譜への抵抗感を少なくしましょう。

    抵抗感少なくして練習する方が、モチベーションも維持できますよね。

    そして、どうしても弾けない、分からないところは
    自己流や適当に弾かない
    これ大事です。

    コツコツ練習して積み上げていきましょう。
    少しづつでも進めていれば、弾けるようになる日はきます。
    あきらめたらそこまでで終わりです。

    もしかしたら「今はまだ弾けない」レベルってだけかもしれません。
    「今は」弾けないけど、練習してもっと上手になったら弾けるかもしれません。

    がんばってね。
    ころみんも応援しています。

    ではまた☆


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