【初心者さんでもできる】エレクトーンを弾くのがうまく見えるポイントと弾く時のコツ
今回はこんなお悩みに答えていきます。
結論から言うと、レベル低くたって、初心者さんだからって、「上手いね」と言われる演奏はできます。
そりゃ確かに上級クラスの方の演奏の方が上手に聴こえるのは当たり前ですよ。
でも、まだエレクトーンを人前でちゃんと弾けるレベルになったくらいの初心者さんでも、端から見ると「上手~♪」って言われる演奏をするコツはあるんです。
ちなみに練習してないのにエレクトーンを弾いて「上手い~」って褒められるのはまず無いですよ。ここ大事。
誰から見ても「上手く」弾いていると思われるポイント
エレクトーンがどんなものか知っている、知らないなんてそれぞれの人の事情ですが、どんな人でも「この人上手い」って思われる弾き方のポイントは4つあります。
カンタンに言うと、「余裕を持った弾き方」になってるといいんです。
余裕があるように見える=自信ありそうに見えますよね。
上手いと思うのはその人の感覚ですからね。
私なんて…って謙遜は無用です。
上手いと思われるポイント① 姿勢
上手いと思われるポイントの1つめは「姿勢」です。
本人の心の中が自身に満ち溢れていても、不安でいっぱいでも、そんなの他人からは分かりません。
背筋を伸ばしているだけでも自信ありそうに見えませんか。
曲想によってはたまに動きがあるでしょうが、基本背筋はピーンと伸ばしてエレクトーンの前に座っていましょう。
上手いと思われるポイント② 表情
上手いと思われるポイントの2つめは「表情」です。
曲が楽しい感じなら楽しそうな表情。
悲しい感じなら悲しそうな表情。
ここ基本。
曲に浸った感じですね。
そして大事なのは、仮に失敗しても「あっ!」という表情にならないこと。
舌をペロッて出すのも注意です。
練習の時はやってもいいけど、人前で弾く時はやらない方が「上手い」と思われる可能性大です。
できればやらない方向の方がいいですね。
上手いと思われるポイント③ 動き
上手いと思われるポイントの3つめは「動き」です。
ここでの動きというのは2種類あって、
って分かれます。
演奏時のノリの動き
演奏時のノリの動きは、リズムや曲想に合わせた体の動きです。
キメのリズムの時の動きや、サビの時の体の動き、そうじゃない時にもフレーズごとに自分自身も息つぎしたりといろんな動きがありますね。
ずっと同じ動きにはならないと思いますが、「ノリだ」「動かなきゃ」と意識がそっちにばかり向くのも良くないです。
あくまで演奏が主で、体の動きはそれのオマケです。
演奏に合わない動きになって演奏に支障がでないようにしましょうね。
逆に、あんまりノリノリで弾いてると恥ずかしいと思われるかな?なんて気にしてしまい動けないのも良くないので、演奏中はそんな気持ちは封印しておきましょう。
動きがないのはつまらなそうに弾いてる感じにも見えます。
つまらなそうな演奏は「上手い」とは思われないですね。
トラブルあった時の動き
もう1つのトラブルあった時の動きというのは、
「うっかり間違えちゃった時」の動きです。
間違えちゃってもそれを悟られてはいけません(笑)
前述してありますが、間違えた時に「あっ」という表情をしたり、下をペロッと出すしぐさはやらない方が「上手い」と思われやすいです。
内心で「うわあああ」と思っていても、外には出さないように気をつけましょう。
演技になってもいいから出さない方向です。
上手いと思われるポイント④ 弾き方
上手いと思われるポイント4つめは「弾き方」です。
上手く見える弾き方とは余裕があるような弾き方をすることです。
難しいところを弾いていても、難しくないところのように弾いちゃった方が上手く見えますよね。
ベースをヒール(かかと)で弾いたり、右手と左手がクロスするような動きで弾いていたり、
そんな動きがあるだけでも「この人、できる…」と思われますよ。ほんと。
さらに、暗譜で弾いているとなお良しです。
暗譜って結構難しいので、それだけでもすごいと思われることも。
楽譜見ないっていうだけでそう思われるのもすごいですよね。
初心者さんが人前で弾く時に「上手い」と思われるコツ5つ
今説明した4つのポイントを踏まえて、初心者さんが人前で弾く時に「上手い」と思われるコツを紹介します。
結構普通のことですよね。
でも、緊張していっぱいいっぱいでもこれで多少余裕持ってるように見られたりします。
人は第一印象がいいとよっぽどのことがない限り悪いイメージ持たれませんから、そこ使っちゃいましょう。
コツ① 練習はしっかりとしておくこと
初心者さんでも人前で弾く時に上手いと思われるコツ1つめは「練習はしっかりしておくこと」です。
当たり前って言われればそうなんですけど、練習で1回もできないことは本番では確実にできませんからね。失中「敗の確率を下げるためにも練習はしっかりとしておきましょう。
練習は長時間する必要はありません。個人差はありますが長時間集中できる人なんてほとんどいませんから。
短時間でいいので練習に集中しましょう。
努力は後で結果になります。
コツ② ノリがいい楽しそうな曲にする
初心者さんでも人前で弾く時に上手いと思われるコツ2つめは「ノリがいい楽し気な曲にする」です。
悲しそうなとか、悲壮感ただよう曲よりも、楽し気でテンポもそれなりな曲の方がノリやすいので、体も動きやすいです。
バラードなどのいわゆる聴かせる曲はもうちょっと先でもいいですから、ノリやすいテンポの曲を選びましょう。短調の曲でも、テンポよくてノリやすそうなら大丈夫。
カッコいい系の曲だと短調多かったりもします。
コツ③ 難易度は少し下げる
初心者さんでも人前で弾く時に上手いと思われるコツ3つめは「難易度は少し下げる」です。
人前で弾くのって結構緊張するし、しっぱいしやすい要因にもなるので、できれば難易度(グレード対象級)などを下げた方がいい時もあります。
もちろん、コンクールや試験などでは難易度は設定されているので、そのレベルよりも下を弾いてはいけませんが、それ以外で人前で弾く時は難易度少し下げると自分の演奏に余裕が出ます。
余裕が出ると失敗する確率も下がりますから、自信が出ます。
余裕があるとノリなどの体の動きもやりやすくなったりします。
ムリに下げる必要はありませんが、初めて人前で弾く…という時には自分の力が120%出せる曲を選びましょう。
発表する機会は一生に1度だけではありませんから。
コツ④ 表情は演技でもOK
初心者さんでも人前で弾く時に上手いと思われるコツ4つめは「表情は演技でもOK」です。
どんなに不安だらけでも、弾く時の表情は自信あるように見せましょう。
ある意味、演技です。
楽しい曲を緊張してこわばった表情で弾くよりも、笑顔で弾いた方が絶対上手そうに見えます。
曲の難易度を下げた方がいいのは、こういう表情にも影響するからです。
音楽は弾けりゃいいものではありません。
表現するものです。
弾けるのは当たり前。
余裕を持って弾いてる表情の研究も忘れずにしておきましょう。
コツ⑤ 弾く前、弾いた後のお辞儀までしっかりと
初心者さんでも人前で弾く時に上手いと思われるコツ5つめは「弾く前、弾いた後のお辞儀までしっかりと」です。
発表会などでは弾く前や弾いた後(あるいは両方)にお辞儀するのはマナーです。
恥ずかしがらずに堂々とお辞儀しましょう。
照れてペコリって素早くやってサササーっと退場するとか、お辞儀もせずにさっさと退場するなんて、ドラマでは面白いでしょうが、聴いてた人たちはそれまでどんな素敵な演奏をしていても、最後の締めでがっかりしてしまうかもしれません。
『おうちに帰るまでが遠足です』なんて言葉がありますが、人前での演奏も同じで、
『最後のお辞儀までがアナタのステージ』です。
「あの人上手だった」と思われるためにも、最後まで気を抜かずに行きましょう。
ステージ降りた後なら力抜けてもいいから、その時間だけ頑張りましょう。
初ステージでは難しいかもしれませんが、曲のイメージに合わせたお辞儀の仕方を考えるのも楽しいかもです。
自分の演奏を聴いてもらえることを楽しもう
誰が見ても「この人上手い」と思ってもらえるようなエレクトーンの弾き方のポイントは
こういうところがあげられます。
それを踏まえて、初心者さんでも人前で弾く時に上手いと思われるコツは
当たり前のことも入ってますが、まずはこういうことを気をつけましょう。
いろいろな曲を弾いて経験値を上げていってから、聴かせるタイプの曲を弾いてみたり、ちょっと難しい曲に挑戦していけばいいんです。
最初から飛ばす必要はありません。
アナタの演奏はアナタしかできない演奏です。
演奏を聴いてもらえる機会があったら、楽しんで弾きましょう。
演奏を楽しんでるところも、聴いてる人に伝わるような素敵な演奏になるように、日々コツコツと練習してくださいね。
どこかでアナタの演奏を聴くことを楽しみにしてますよ♪
ではまた☆
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