音符が読めないのはこれで解決。ドレミの場所がどこなのかは五線で見よう【ト音記号編】
今回はこんなお悩みに答えて行きます。
ドレミの場所は音符のある五線の位置を見よう
結論から書きますと、
「ドレミの場所は音符のある五線の位置で見よう」ってことになります。
だいたいドレミを最初に覚えるときって
みたいに順番に覚えること多いですよね。
でもこれだと下から数えて読んでるのと同じなので、結局なかなか読めるようにならなかったりしてしまいます。
じゃあどうしたらいいのかというと、音符が書かれている五線の「線」がどの位置にあるのかを見るんです。
最初は間違えるかもしれませんが、何回もやっていればだんだんと覚えます。
くじけずにトライしましょう。
五線のそれぞれの線と間の名前
ドレミの説明に入る前に、五線の名前の説明をしますね。
五線の名前はすぐに覚えなくてもいいですが、この後のドレミの説明のところでもこの名前を使って説明しますのでさらっとでいいいので読んでください。
とりあえずドレミの読み方が知りたいの!ってお急ぎであれば、ここの説明は飛ばしていただいても大丈夫です。
五線の線と間は基本下から数える
五線は下から
- 第一線
- 第二線
- 第三線
- 第四線
- 第五線
と読みます。
そして、線と線の間のことは「間(かん)」といいます。
これも下から
- 第一間
- 第二間
- 第三間
- 第四間
といいます。
どちらも下から数えるってことをまず覚えておきましょう。
五線の上下に加える線と間の数え方はちょっと変則あり
この五線よりも下に加える線の場合は上から
- 下第一線
- 下第二線
- 下第三線
と呼びます。
下に加える線だけは上から数えます。五線に近い方から数えると思ってくれれば大丈夫ですよ。
間も同じく上からです。
- 下第一間
- 下第二間
- 下第三間
です。
五線の上に加える線は下から上に
- 上第一線
- 上第二線
- 上第三線
です
加えた線の間も下から上に
- 上第一間
- 上第二間
- 上第三間
といいます。
ドレミの場所と線の位置でもう迷わない(ト音記号)
お待ちかねのドレミの場所の説明です。
なるべく分かりやすく書いてみました。
まずは基本的なドレミファソラシドの位置(ト音記号)
説明は必要ないくらい、ほとんどの人が読めるんじゃないかな。 基本のドの音符です。 ト音記号の下第一線に刺さっているような位置ですね。 | |
レの音符です。 第一線にぶら下がっている感じですね。 下にドの音があったりすると下第一間に位置するとも説明できます。 | |
ミの音符です。 第一線に刺さっていますね。 | |
ファの音符です。 第一線と第二線の間である第一間に書かれている音符です。 | |
ソの音符です。 第二線に刺さっていますよ~。 | |
ラの音符です。 第二間に書かれてます。 | |
シの音符です。 五線の真ん中、第三線に刺さっているように書かれています。 | |
基本のドより1オクターブ高いドの音符です。 第三間に書かれていますね。 |
高いドレミファソラシド
ここからは基本のドレミよりも1オクターブ高いドレミファソラシドです。
さきほど高いドは説明しましたので、高いレから説明しています。
高いレの音符です。 第四線に刺さっています。 | |
高いミの音符です。 第四間に書かれています。 | |
高いファの音符です。 五線の1番上にある第五線に刺さっていますね。 | |
高いソの音符です。 第五線に乗っかっているようにも見えますね。 上第一線が書かれている時は上第一間に位置します。 | |
高いラの音符です。 上第一線に刺さっています。 | |
高いシの音符です。 上第一線に乗っている、または上第二線が書かれている場合なら上第二間に書かれています。 | |
さらに高いドの音符です。 上第二線に刺さっています。 |
ト音記号の音符はここまでに書いた2オクターブくらいはパッと読めると初見も安心です。
これより高い音階や低い音階の場合は、
高い場合は音符の上に8va……という指定が書かれており、
低い時にはこのように音符の下に8va……と指示が書かれています。
ト音記号の場合だと1オクターブ下の指定が付くのはたまにあるくらいですが、1オクターブ上の指定は割とありますので、この表記にも慣れておきましょう。
最初は覚えやすい音から順位に覚えていけばOK
今回説明したト音記号の2オクターブ分のドレミの中でも、この音は読める!って自信を持って言えるものが基本のド以外にもあると思います。
例えば第三線に刺さっている「シ」の音。五線の真ん中なので覚えやすいと思います。
そして、一つ覚えると、その前後は何となくついでに覚えられますよね。
「シ」よりも1個高い音は「高いド」ですし、逆に1個低い音は「ラ」です。
そうやって覚えやすいところからちょこっとずつ覚えていけばト音記号のドレミもすらすらと読めるようになります。
いっぺんに覚えようとすると不安もありますが、外国語の単語を覚えるのとおなじように時間をかけて学んでいけばいいんです。
どうしても読めない音符が弾きたい曲にあったら、それだけこっそりと調べて書き込んでおけば何回も弾いてるうちに覚えられます。
読める音符にはドレミを書く必要はありませんから、それを繰り返しているうちにテキストに書き込む回数も減ります。
エレクトーンの練習は毎日少しずつでも続けていればだんだんと上達していきます。
コツコツ頑張りましょう。それが上達の近道でもあります。
がんばってくださいね。
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