音符が読めないを解決。ドレミの場所は五線の位置で見よう【ヘ音記号編】
ちゃんと読めるようになりたいの。
今日はこんなお悩みに答えていきます。
ト音記号の方が先に習うせいか、ヘ音記号だとト音記号の読み方とごちゃ混ぜになってしまって読めなくなってしまうこともあるんですね。
でも大丈夫です。
ト音記号の覚え方と同じような感じで少しづつ覚えていけばいいんですよ。
ヘ音記号の音符も五線の位置で見ればOK
ヘ音記号の音符も五線のどの位置なのかを見ればだんだん読めるようになります。
ポイントは、ト音記号の時と同じ位置の音符だけど読みは2音ずれる、ってところですね。
2音ずれるとは、たとえばト音記号で読んだら「ファ」なんだけど、ヘ音記号で読むと「ラ」になっちゃうっていうことです。
なので、楽譜で音符を読むときにまず見ないといけないのは
ト音記号で書かれているのか、ヘ音記号で書かれているのかってことを確認しないといけません。
ホントはヘ音記号で「ファソラ~ドシラソ~」って書かれているのに、うっかりト音記号でよんでしまって「レミファ~ラソファミ~」なんて弾いてしまうと、練習ならまだいいけど試験だったら大変ですよね。
ヘ音記号の覚えやすい場所はミ、ファ、ソ
実は、ヘ音記号の覚えやすい場所はあります。
場所としては、ミ、ファ、ソ。
ヘ音記号のマーク、これを見てもらうとカンタンにわかるんですけど、第四線にあるヘ音記号のマークの書き出しの大きな●、ここは「ファ」です。そして、ヘ音記号のマークの右側で第三間と第四間に付いている二つの●、これは下の第三間が「ミ」、上の第四間が「ソ」の場所なんですね。
ただ、これはヘ音記号のマークが第四線から書き出しが始まっているという前提の話です。エレクトーンの場合はこの場所で大丈夫なんですけど、楽器によっては第三線から書き出していたり、第五線からだったりするものもあります。
ここではエレクトーンを弾く時の読み方としてのヘ音記号の音符を説明しているので、他の楽器をやっている方だと「え??」ってなっちゃうかもしれません。
興味があったら他の楽器の楽譜も見てみてください。
エレクトーンと違っているものもあって面白いですよ。
ヘ音記号の音符は下鍵盤と足鍵盤の両方で使うから覚える範囲は広い
ヘ音記号はエレクトーンの三段譜を見てもらうと分かりますが、左手と足鍵盤が基本ヘ音記号で書かれていますね。
なので、今回のヘ音記号の音符の説明はト音記号より少し範囲が広いです。
この3つに分けて説明します。
主に足鍵盤で使用することが多い音階。ヘ音記号の低いド~シ
この音階は、エレクトーンの下鍵盤だと一番左です。主に足鍵盤で使用しますが、左手でベースラインを弾くこともあります。
低いドから1オクターブ上のドまで上では書いてありますが、ココでの説明文はド~シです。
オクターブ上のドは次のグループで説明します。
エレクトーンの楽譜に出てくる一番低いドです。 下第二線のところに位置していますね。 | |
低いレです。 下第一線にぶら下がっているような感じです。 | |
低いミです。 下第一線に刺さっているような位置です。 これがト音記号ならドと読みますが、ヘ音記号ではミです。音の高さはだいぶ違いますけどね。 | |
低いファです。 第一線にぶら下がっていますね。 | |
低いソです。 第一線の位置です。 | |
低いラです。 第一間に位置しています。 | |
低いシです。 第二線に位置しています。 |
下鍵盤でよく使用する範囲のヘ音記号音階ド~シ
左手でよく弾く音階です。
ド~高いドまで書きましたが、高いドの説明は次のグループで説明します。
ドです。 第二間に位置しています。 F型以前の昔のエレクトーンだとココまでの足鍵盤音域が普通でしたね。 | |
レです。 五線の真ん中、第三線に位置しています。 | |
ミです。 第三間の位置です。 | |
ファです。 第四線に位置しています。 | |
ソです。 第四間に位置しています。 あまり使わないですが、ステージアやその前のELシリーズ、HSシリーズなどのエレクトーンは足鍵盤もここまでありますね。 | |
ラです。 第五線に位置します。 | |
シです。 第五線に乗っている感じです。上に加線がある場合は上第一間に位置します。 |
たまに単音でも出ることがある、和音の時にはよく使うヘ音記号音階
単音で出てくることはたまにありますが、それよりも和音の時に使われていることが多い音階です。
実はこの音階はト音記号の表記だと
となります。
関連付けて覚えられると便利ですよ。
ここではド~ラまで説明します。
高いドです。 上第一線に位置しています。 フルスケール(2オクターブ分)の足鍵盤がある上位機種のエレクトーンだとココまで音が出せますね。 ELシリーズやステージアシリーズだと、音色の設定ではさらに高い音も出せます。 余談ですが、この音符は楽譜を逆さにしてト音記号を付けても同じ高さのドなんですよ。 | |
高いレです。 上第一線に乗っかっている感じ、上第一間に位置しています。 コードネームのGだと一番高い音がここですね。 | |
高いミです。 上第二線に位置しています。 コードネームのCやAmなどの一番高い音はこれですね。 | |
高いファです。 上第二線に乗っている感じ、上三間に位置しています。 コードネームのFやG7の一番高い音ですね | |
高いソです。 上第三線に位置しています。 | |
高いラです。 上第三線に乗る感じですね。 この高さまでくるとト音記号で書いた方が見やすいので、楽譜に書かれていることも少ないです。 |
音符が読めると譜読みのスピードが上がる
ト音記号でもヘ音記号でも音符は読めた方が譜読みのスピードが上がるので、結果弾く練習に使える時間が増えますから、上達も早くなります。
とはいっても、いっぺんに全部覚える必要はないので、覚えやすいところから少しずつ覚えていけばいいんです。
ト音記号の音符が読めるなら、同じ位置で書かれているものはドレミならト音記号の音符の二つ上のドレミを言えば当たりです。
弾く位置は2オクターブ分くらい違うんですけどね。
そのことに気をつければヘ音記号のドレミがスラスラと読めるのももうすぐです。
何度も言いますが、覚えるのは少しずつで大丈夫なので、コツコツ進めていきましょう。
この努力はアナタを裏切ることはありません。
練習は繰り返すことで身に付いていきます。
やがてはぱっと見て読めるように必ずなりますから、がんばって練習してくださいね。
私も応援しています。
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