初見演奏が得意になれる方法。考え方をちょっと変えるだけで大丈夫です
こんにちは。
エレクトーン歴40年超の元講師ころみんです。
いろいろと調子が悪くて、
ブログの更新が久しぶりです。
読んでくれているアナタはお元気ですか?
身体の調子もですが、
心が疲れてもいいことはありません。
適度にお休みしてくださいね。
さて、しろちゃんと会うのも久しぶりです。
あのね
初見が得意になる方法ってないのかな?
今回はこのご質問に答えて行きます
初見が得意になる方法はあるのか
結論から言っちゃいますと
初見が得意になる方法はあります
初見が得意になるとはつまり
初見で楽譜がスラスラと読めて
それでいて読んだ楽譜をある程度形にして演奏できているってことですよね
そしてそれが自分には苦痛でないという(笑)。
読譜が得意でも時間をかけてじっくり読み込みたい
という方は初見が得意でもないし、
ある程度形にして演奏できるといっても、
楽譜にかいてある通りに弾けていないと
やはり初見が得意とは言えないかもしれません。
結局のところ
得意な人は元々得意な人で、
苦手な人はなかなか「初見が得意」って言えるようにはなりませんね。
苦手だ、嫌いだと思うより
「あまり得意ではない」という考え方にしましょう。
なんかその方が少し前向きな感じに聞こえませんか?
できるなら、
「自分は初見が得意だ」と思える方がいいですけど、
最初は得意ではないとか得意になりつつあるとか思いましょう。
初見が得意と思い込ませる?
苦手だー
嫌いだー
と思い続けていると、初見に限らずその通りになってしまいます。
失敗した。
初見が苦手だから失敗したんだ
初見が嫌いだから失敗したんだ。
自分への言い訳にも使えますね。
ということは···
そうです。
自分に思い込ませるんです
「私は初見が得意だ」って方向にです。
音楽ってテクニックもそれなりに必要ですけど、
テクニックは練習すれば身に付きますよね。
それと一緒です。
心構えひとつで変わるんですよ。
もちろん弾き方が上手くなる努力も必要ですけどね。
ちなみにテクニック的に初見演奏を高めるなら
弾く練習
読譜の練習
この2つを頑張りましょう。
100点満点を目指す必要はない
得意だと思ってる
苦手ではないと思う
実際にそう思っている人でも、
完璧に演奏できてないこともあります。
ある程度形になっている
曲として聴くことができる
そんな初見演奏でいいんです。
合格ラインぎりぎりの演奏でも弾けているなら問題ないですよね。
そもそも、初見演奏というものは
エレクトーンを学んでいるならグレード試験に合格するためには必須です。
(※6級以下の場合は受験時に選ぶコースによります)
でもね。
初見演奏の課題って
日ごろあなたが練習している自由曲や課題曲よりも
難易度は低いんですよ。
心を落ち着けて楽譜を見ましょう。
一音一音見るのではなく、
ざっくりと。
気をつけるのはテンポと調号です。
完璧に弾けてないといけないと思うから
目の前の楽譜が難しく見えているだけなのかもしれませんよ。
練習頑張ってきた自分を信じて。
試験官がいることもちょっと忘れて(笑)。
「上手く弾いてやろう」なんて考えずに
あなたの演奏をしてくださいね。
ではまた☆
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ディスカッション
コメント一覧
こくみん様
色々役立つ説明をありがとうございます。
私も子育てしながら、随分長くエレクトーンを学びました。30年前にヤマハ エレクトーン・ピアノ演奏5級グレードと指導グレードを取りました。 然し、その後、色々と忙しくて、ダラダラと4級の勉強をしてきました。曲の準備は出来ているのですが、即興が全くダメです。何とかしなくてはと、即興演奏問題集などもしましたが、まだ身についていません。コード進行はパターンを理解し、各問題がどれに値するのか判断はある程度出来ますが、2コーラス、3コーラスの即興が思うようにできません。そして、カウンターメロディーをいかに綺麗に繋げるかも満足できません。
あちらこちらで指導して頂きましたが、即興の内容は余り効果がありません。そして、今コロナなので
家で YouTube等を参考に見て独学してます。
即興演奏のポイントを教えて頂けたらとても嬉しく思いましす。
初見はよくわかるエレクトーン初見トレーニングを購入して練習しようと思います。
突然、長々と色々書きまして申し訳ないです。
お返事をお待ちしてます。
竹嶋久美子
久美子さん、コメントありがとうございます。
エレクトーン、ピアノ、指導グレードすべてお持ちとは素敵ですね。
4級の勉強をしている間に試験要項に変更あったので、そのたびに準備し直しなどもあったかもしれませんね。
5級グレードあるのなら、即興演奏の下地はあるという認識からのアドバイスになります。
その1
2コーラス、3コーラスは1コーラスめと同じイメージの曲想でいくこと
その2
完璧な即興演奏は目指さない(試験官によって解釈も変わるため)
その3
演奏に合わせて身体を動かして、「曲にノッている」様子を試験官(またはレッスン見てくれる先生)にアピール
どんな楽譜を出されるかは運任せですが、試験の時の予見でできるのは
今までのレッスンで作ったパターンをつなぎ合わせるような感じです。
試験官に「こういう曲なんだ」という想いが伝わる演奏になれば、自分では不満足でもオッケーが出る場合もあります。
(絶対ではありませんが・・・)
参考になれば幸いです。
応援してますね(⌒∇⌒)